私の愛車FTOについて
皆さんは「三菱FTO」という車をご存知だろうか?
たぶん100人に聞いて3人も知らないだろう。
実は私の愛車である。
1994年10月この世に迷車が生まれた。
その名も「三菱FTO」
三菱が出したFFの2ドアスペシャリティークーペ。
国産車初のスポーツモード(マニュアルモード)付きのATを備え当時の車の中ではボディ剛性も高く、
当時FF最速だったらしい。。。
1994〜1995年日本カーオブザイヤーに輝いてるので
ある。
ここまでくれば
「名車」と呼ばれてもいいではないか。
しかし..
売れなかった...とにかく売れなかった...
当時スポーツカーブームは最盛期を迎えていたが、
徐々にその波も消え、
FF最速にはホンダのインテグラタイプR
他にも同社からシビックタイプRなど魅力的な車を発売。徐々に影に消えていった....
そんな悲しい名車ならぬ迷車「三菱FTO」に私はなぜ興味をそそられたのか?
それは、この車が持つ強烈な「変態性」だ。
その心臓部は...
可変バルブタイミング&リフト機構「MIVEC」を組み込んだ最高出力200psの2L V6 DOHC。
キッショ!!!
私の中では最大級にキモかったのだ。
FFながらV6を積むと言うチャレンジ精神
そして2Lと言う乗用車ほどの心臓に...V6?!
そして最初FR?と思わせるフォルム。
私は恋に落ちたのだ。
あくまで「私の中で」なので意見は受け付けない。
私は昔から強烈な個性に惹かれる。
たぶん自分には無いからだろう。
顔を見ればわかるが、無印良品。至ってシンプル。
似ている芸能人や私っぽい人たちをどれだけみてきただろうか?
数々の名車揃いのジャパニーズスポーツカーの中でも陽の目を浴びないFTO。
車を買う最中、彼をみて惹かれ、恋に落ちたのだ。
軽自動車やエコカーが走る中。
私は今日もV6を轟かせて走る。
燃費と財布の中身を気にして。